“みのりの家”施工事例

ほどよい距離感のある2世帯住宅!
[ 仙台市 / 二世代住宅 ]

ほどよい距離感のある2世帯住宅!の写真
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【延床面積】 147.39㎡(44.5坪)  【敷地面積】 286.05㎡(86.5坪)
【施工完了日】 2018年11月

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【ほどよい距離感のある2世帯住宅!】

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三世代が伸び伸び暮らすために生活音対策。親世代が暖かく過ごせる断熱性も重視

親世帯(両親)と子世帯(夫婦)と子どもの5人家族。心地よく暮らしながら、お互いに仲良く支え合って暮らす二世帯住宅を建てたいと考えたHさん。
みのりの一級建築士が提案した3案のプランを検討!家族が集うリビング・ダイニングは広々と開放的な空間とし、キッチン、浴室、洗面脱衣室はみんなで共有し、プライベート空間は上下階で住み分けるプランを採用しました。
上下階で分けるプランは2階の生活音が1階に伝わりやすく、親世帯と子世帯は暮らし方や生活時間帯が異なるため、親世帯の主な部屋は上に建物がない平屋のようなつくりにすることで、子世帯は階下への音の響きを気にせずに生活ができます。親世帯はバリアフリーで移動がしやすく、廊下幅も十分に確保して、ゆとりがもてる設計にした。結果、家族がそれぞれ自由に過ごしながら、程よい距離感を保ち、さりげなくお互いを気遣う暮らしができています。
また、両親が暖かく過ごせるように、断熱性・気密性も重視しています。窓を全部樹脂トリプルガラスにして、気密性はC値が0.6cm2/m2、断熱性はUA値が0.37と、北海道基準を十分にクリアする暖かい住まいが叶いました。

外 観

濃紺の外壁に、木をあしらった、和風モダンの落ち着いた外観。外壁は、太陽光で汚れを分解し雨水で汚れを流すという自然のメンテナンスで、耐用年数が長く、メンテナンスがほとんどいらない光触媒塗料を施工!少し奥まったポーチに、玄関ドアは木目調の両開きタイプ。長めの庇と窓の庇、大きなウッドデッキも屋根がかかり、夏の強い日差しを遮り、雨を避ける役割を担います。
外構や植栽もトータルでコーディネートされ、洗練された住まいを印象づけます。

玄関ホール

玄関ホールは、お客さまを迎えた時に初めに目にする、第一印象を左右する場所!床に無垢材、天井は板張り、壁は漆喰の塗り壁、木の格子戸と素材の良さが際立ちます。無垢材の飾り棚には季節の花や茶花を飾ると、イキイキした印象に。5人家族分の靴で玄関がいっぱいにならないよう、大容量のシューズクロークを設けています。

リビング・ダイニング

5人家族が集うリビング・ダイニングには南三陸杉をふんだんに使い、格子や梁をアクセントに。収納家具を置かず棚も木で造作することで、木によるトータルコーディネートがなされ、洗練された空間になっています。南三陸杉、岩手県産アカマツなどの広葉樹を適材適所に使い分けていますが、年月とともに色が変わり味わいが出てくるのも楽しみです。
ダイニングはキッチンとの動線と連動を考慮し、リビングはくつろぎの場に特化させ、ゆるやかに空間を分け、どこにいても気配を感じる設計となっています。

ダイニング

壁に囲まれたダイニングで、落ち着いて食事ができます。
東に設けたスタディカウンターは、岩手県紫波町の岩手県森林組合で娘さんが選んだ木を採用。窓はブラインドでシンプルに、木のテーブルと北欧デザインの照明、ダウンライトが温かい雰囲気を醸し出します。

キッチン

窓の外を眺めながら料理や後片付けができる明るいキッチン!背面には食器棚代わりに、引き出し付きのカウンター収納を造作。向こうに見えるのがパントリーで、キッチンからパントリー、さらにパントリーからトイレ、洗面脱衣室、浴室へも直接抜けられる、家事がしやすい動線になっています。
また、キッチンからダイニングへの動線も一直線で、食事を運んだり、片付ける作業もスムーズです。

和 室

リビング・ダイニングとつながる1階の畳の間は、市松に敷いた縁無し半畳畳と、曲線を採り入れたデザイン障子で、和の趣をベースにおしゃれにコーディネート!上部にはさりげなく神棚も設置しています。
吊り押入れの下はヒノキの床と漆喰の壁を塗るなど、隅々まで良質な素材にこだわっています。

浴 室

親子で入浴できる大型ユニットバスを採用!
壁は、大理石調と木目調の掃除がしやすい壁パネル。浴槽に入る時に身体を支える握りバー、シャンプーやボディシャンプー小物も収納できる手すりが入り口から浴槽まで一直線に続く、安全性にもこだわったバスルーム。シニア世代や小さい子どもにも使いやすい仕様です。

1F 寝室

1階の両親の生活空間は、南三陸杉を腰壁や壁などにも贅沢に使用しています。上階に建物がないため、平屋のような静けさ、広がりが感じられます。
広縁のようなゆとりを感じさせる廊下と、外に広がるデッキが開放感を演出。廊下には、筋トレにも効果的な「うんてい」を設け、両親の体力づくりのみならず、家族で遊びながら使えます。
窓は樹脂トリプルガラス、断熱材は高性能グラスウールを採用した、両親の身体にやさしい断熱性の高い住まいです。

2F 寝室

2階の寝室は、木肌がきれいで強度が強い南三陸杉をふんだんに使った、リラックスして過ごせるプライベートルーム!
南三陸杉は、床に段差を設けて小上がりをつくり、そこに布団を敷いてベッド代わりに使ったり、布団を片付ければ広々とした空間が楽しめます。

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