一級建築士・塩谷の「みのりコラム」

2020.10.05
『住宅ローン完済年齢上昇!』(平均73歳、年金生活不安定に)それって、ほんと?


2020.10.5(月)ブログを転記します!

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今朝の日経新聞1面、

『住宅ローン完済年齢上昇!』

(平均73歳、年金生活不安定に)という見出し。


記事は、住宅支援機構が取り扱う(窓口は民間銀行)

『フラット35』のデータ。


なんでも、

➀晩婚化で住宅取得時期が遅くなったこと

➁超低金利で借り家額が増えたこと

③借入額が増えたことで返済期間が長くなったこと

が要因と紙面では分析。


 でも、『フラット35』って

・安定した収入のある人(公務員など)

・一定以上の自己資金を出せる人

・超安定志向の人 など

借りる人は限られています!


(※もちろん、最長35年で今だと約1.35%の金利って

破格に安いのは間違いないです!

それにみのり建築舎の仕様だとフラット35Sになるので

当初10年間は金利から0.25%減!これも大きいですね!(^-^))

ほとんどの人は、変動金利を選択しています!

(理由やリスクを、しっかり理解した上で選択することが大事!)



 私が、日々の家づくりの実務・最前線で感じることは

この記事とは違い、

数年前よりも建主様年齢は、間違いなく若くなっています!


 以前は35歳~40歳くらいの方が多かったです。

ちょうど、お子様が小学生になるタイミングの1年前。

(検討・つくる期間がありますからね)


 今は、30歳前後、否27、28歳の方も多いです!

(ちなみに、先日北根モデルにお越し頂いた方は26歳)


皆さんお若い!(私が言うののなんですが(^^;))



結婚されてすぐ!家づくりを考えているようです。

(子供は家づくりのあとみたいな(^^;)


それぞれお話を伺うと、

超低金利の今、アパート・マンションの家賃を払うなら

早く!資産(土地・建物)をもって、住宅ローンを払い始めたい!と。


ん~、考えがしっかりしていますね!(^-^)


堅実です!



私なんて26.27歳は、お金使いまくり・・・・(^^;(^^;(^^;


その考えは、間違いではないです!

(お金への想い・気持ちは千差万別ですが・・・・)


でも、土地を買って家を建てる!ということは

すなわち、ずっとそこで暮らす!ということ。

(はるか昔バブル期以前は、資産運用で土地・建物を買って

 売って住み替えてという時代でした。

しかし、今はそんな時代ではありませんので

”途中で売る!”という事は

余程でないと残債が残る場合が多いのです(>_<)))


 そのため、ご夫婦でじっくり家族のライフプランを

検討することが大事です!(^-^)



どんな暮らし?

どんな子育て?

(今は子育てもマストではありません・家族形態の多様性))

仕事は?


 まだお若いと、失礼ながら年収や預貯金もわずか。

(なかには、30歳で2000万円貯めている方もいます!(゚д゚)!

 そういう方に限って、”資金が心配!”って言います。

だから、個別ファイナンシャルプランを希望されたりします。

ほんと、お金への気持ちは人ぞれぞれ)


 そうなると、選べる土地も家にかけられる費用も限りが出て来ます!


その制約中で、『自分たちらしく暮らせる土地・家』を

一緒に考えるのが、私たちの仕事です!(^-^)


本日の日経新聞の1面!

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