一級建築士・塩谷の「みのりコラム」

2021.03.05
断熱材(セルロースファイバー)のお話!

2021.3.5(金)ブログを転記!

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仙台市内の施工現場

『お助け家電が活躍する家!』

 

断熱材工事の確認!

 

みのり建築舎では、セルロースファイバーという

新聞古紙を再利用した断熱材を標準採用しています!

(※コストコントロールで、高性能グラスウールを採用することもあります)

 

住宅に使われている断熱材は、

種類がたくさんありますが

それぞれに特徴があります。

 

基本、どの断熱材も断熱性能の基準があるので

暖かさにさほど影響はないと私は思っています!

 

 それでは、どんな基準で断熱材を選ぶのでしょうか?

それは、断熱性能に+α 何を求めるか?によると思います。

例えば、コスト?遮音性?耐火性?エコ?調湿性?施工性?・・・・

 

みのり建築舎の標準採用している

セルロースファイバー(デコスドライ工法)は

断熱性能+耐火性・調湿性・遮音性・エコな素材(リサイクル)です!

(※その分価格は、他の断熱材より高価です!)

 

そして、メーカーの専門研修を受けた施工技術者が

1棟1棟施工しています!

 

 調湿性があるため、

以前は不織布(セルロースファイバーを押さえる布紙)のみでしたが

現在は、より気密性能を上げるために気密シートを貼っています!

 

それにより、みのり建築舎の

C値(隙間相当面積)※気密性能を表す数値は

0.7~1.0㎠/㎡が平均でしたが、

0.4~0.6㎠/㎡まで気密性能がよくなりました!(^-^)

(※全棟、気密測定を実施しています!)

 

みのり建築舎の考える高気密とは、

C値(隙間相当面積)で0.5㎠/㎡前後がベストと考えています!

 

 それは、0.1,0.2㎠/㎡と気密性能を限りなく追及しても

その他の換気など、新たな問題も出て来ます。

 

『住み心地!・快適性!・省エネ性!』は、バランスが大事です!

 

どれかひとつを徹底的に追及するよりも、

全体バランスの中で、どの程度を目指すか?

 

 その組み合わせの先に、『住み心地!・快適性!・省エネ性!』が

あると思います!

 

ここが、各住宅会社さんの

家づくりへのこだわりになるんだと思いますが・・・・

天井・壁の断熱施工!

セルロースファイバー

デコスドライ工法!

気密シート!をセルロースファイバーでも貼ることで

より気密性をアップ!

気密工事の確認!

気密工事は

こういう場所の

ダクトたコンセント、スイッチBOXまわりが大事!

この段階で、しっかり気密工事を確認することで

完成時の気密性能が担保されています!

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